Sunday, June 03, 2007

トライアル世界選手権第4戦

インリンクもてぎにトライアル世界選手権第4戦を観に行った。友達が懸賞でチケットを手に入れたので『まぁタダだからいいか』という感じであまり期待せずに行ってみた。

が、行ってみて驚いた。まずは観客に対するサービス精神。ピットエリアは完全に開放となっていて(さすがに中には入れないが)、パドックパスなしで間近でピット内を見ることができる。もちろん写真も撮り放題。
これって世界選手権ですよ!F1じゃ絶対あり得ない状況(F1のパドックパスは10万円でも買えないハズ)。WGPでもパドックパスは必要だったはず。

更に競技が始まって驚いた。まずは選手との距離の近さ。たまたまいた場所が良かったのもあったが、選手を目の前で見ることができる。その気になれば触ることも出来そうな距離。
そんな距離で、現世界チャンピオンや元世界チャンピオンなどの世界レベルの選手とそのテクニックを観ることができるんだから凄いこと。ちょっと感動。
左から去年の世界チャンプのアダム・ラガ、
真ん中が2004年の世界チャンプの藤波貴久、
右が7年連続の元世界チャンプのドギー・ランプキン。


次は、障害の難しさ。最初のセクションの障害が2mほどの切り立った岩(しかも角度が90度以内)。どうやって登るんだろうと思っていたら、ゼッケンが1桁(world classの10位以内)の人達は平然とジャンプして駆け上って行く。それで驚いていたら別のセクションはもっと凄いことになっていた。う〜ん、絶句。セクション1はこんな感じ。

最後にビックリしたのは競技時間の長さ。
全部で15のセクションを2周、5時間半以内に走破するんだそう。5時間半ほぼ休みなし。これは相当の体力と持久力が必要だと思う。

6月3日(2日目)の結果は、1位が去年の世界チャンピオンのアダム・ラガ(スペイン)、2位がポイントリーダーのアントニオ・ボウ(スペイン)、3位が元世界チャンピオン(2004年)の藤波貴久(日本)でした。恥ずかしくも日本人が世界チャンピオンを取っていたなんて知りませんでした。この人のおかげで日本でも世界戦が観られるんでしょう。
更に詳しいレース結果はこちら

来年も日本で世界戦があるのならぜひ観に行きたいな。

いや、その前にドラッグレースもいいな。

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