Saturday, September 23, 2006

MIAMI VICE

から気になっていたマイアミ・バイス(映画版)を観た。やっぱり昔のTV版とはまるで違うものだった(当たり前だけど)。
が、TV版と切り離して観ればそれはそれでなかなか楽しめた映画だった。ストーリーは所々破綻していたが、TV版同様に車、パワーボート、銃器などへのこだわりがみてとれて面白かった。特に銃器の音。発射音、着弾音ともにとても重みがある音で凄みがあった。本物ってこんな音なのかはわからないけど…
音楽も凝っていて、クリス・コーネル(AUDIOSLAVE?)の曲がかなりの部分でフィーチャーされて、AUDIOSLAVE&SOUNDGARDENファンとしては◎。ただ、クリス・コーネルの声はちょっと暑苦しかった(SOUNDGARDEN時代はそう感じなかったのだが)……
それよりも最後のシーンでMOGWAIの"Auto Rock"が流れた際には大感激!劇中では他にも"We are no here"が使われていたが、ハリウッド映画でMOGWAIが聴けるなんて…

でも最も違和感があったのが、ソニーとリカルドの上司であるカステロ警部。TV版ではエドワード・J・オルモス(ブレードランナーに出ていた人)が演じていたが、今回はバリー・シャバカ・ヘンリーという人が演じていた。二人のウェイトがフライ級とヘビー級の差があって、そこが何とも違和感たっぷり。もう少し人選を考えられなかったのかな?

No comments: