Friday, July 07, 2006

F1のスピードアップ

FIAの7月5日のプレスリリースに、
  • ブリヂストンが2008,2009,2010年のF1公式タイヤサプライヤーに決定
  • Microsoft MESが2008,2009,2010年のF1公式ECUサプライヤーに決定
という発表が載っていた。
面白いことにその後に、
  • 今シーズンF1におけるコーナリング・スピードの顕著な増加に伴い世界モータースポーツ評議会は、マシンを遅くする方法に関してF1技術作業部会と協議することで同意した。
と載っている。
これって、上の二つとは直接関係ないと思うけど、何となくブリヂストンとマイクロソフトを公式サプライヤーにすることでF1のスピードを遅くするように取れるのが何となく可笑しい。

pitpass.comというサイトでこのMicrosoftのニュースをジョークにしようという記事があり、そこに
FIAは考えた...
Q:新しいテクノロジーを遅らせ、革新を抑制する最も良い方法は何か?
A:Microsoftと契約して、マシンを走らせるために最も重要なソフトウェアを提供させればいい。
というのを見た時には確かにね〜と感心してしまった。
MS使っとけば信頼性が確実に落ちるからいい考えかも。その前に車が走らなければ話になりませんが。

ところで、もしも今まで規制されてきたテクノロジーが規制されていなかったら、今のF1はどんなことになっていのかなぁと考えるとなかなか面白い。
例えば、
ターボチャージャー、可変吸気システム、アクティブサスペンション、可動空力パーツ、ウィングボトム、スリックタイヤ、六輪タイヤカー、などなど・・・
これらが今の技術で再現されていたら本当にとんでもない速い車になっているのか、それとも今のF1とラップタイムはあまり変わらないのか、考えるだけでワクワクする。

最終的にはタイヤのグリップがすべてだから、ラップタイムが劇的に速くなることはないのかな?

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