確かに憲法改正などで国民が直接是非を問える場があるのはいいのだが、
国民投票法案は▽「最低投票率」の定めがなくわずかの人たちで憲法改正される危険がある▽資金の豊富な側がテレビなどのメディア広告を繰り返し不公平▽条 文ごとの投票か一括投票かの論議が不十分——などの問題点が指摘されている。採決直前の11日には憲法学者ら約110人も、慎重審議を求める緊急声明を出 した。とあるように、かなり問題点があり、また、かなり改憲派に有利な法律になっているんだそう。そうじゃなければ、昨日のように強行採決なんかしませんやね。
(出展:高知新聞ニュース)
そもそも憲法って「この国の国民が守らなければならない基本的な法律」ではなく「国民が国家の側に守らせるもの」なんだそう(これって目からウロコでした)。
結果として、自民党が憲法を変えたくて仕方がないのは、ただ単に日本を戦争できる国家に戻すためだけでなく、自分たち政治家の権力をできるだけ維持できるようにするためなんだろうな。
改憲に興味を持った人はこれ(SIGHT 2007年1月号)を読んでもらえるといいのですが、残念ながら在庫切れ。しかもロッキンオン社のバックナンバーにも無い。まさか政府からの圧力で回収させた?なんてね。
このままでは、参議院も問題なく通過するでしょう。また、先日の都知事選の結果といい、一体この国はどこに進んでいくんだろう…
と13日の金曜日らしい気分も落ち込む話題でした。
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