The Kinks Arista Yearsの1枚目。1977年の作品。 前作(Schoolboys in disgrace)と比べるととても洗練された感じがする。レーベルが変わったから?それともRay Davisの心変わり?なんか音がキラキラしている。ちょうど1977年というとパンク全盛の年なので、時代を反映するともっと荒削りな音でも不思議は無いのだが、どちらかというとその頃パンクの対極にあったウェストコースとサウンドに近い感じがする。ここからKinksは元気になるんだよな。 個人的に結構好きな1枚。
The Kinks RCA Years 最後の1枚。RCA Years全6枚のうち、これだけにはボーナストラックが入っていなかった。また他の5枚にはインナースリープに日本のシングル盤の写真が載っていたのだが、これだけは載っていなかった。ということは、このアルバムからは日本ではシングルカット曲が無かったということ?
肝心の音の方は、往年のThe Whoを彷彿とさせるような…というのを期待していたのだが、それは無理。ここ数年のピートの一連のソロの延長線上のような感じ。しかし先行シングルで出ていたミニオペラの方は往年のThe Who節に近いかな? 限定盤のライブCD付を買ったのだが、ライブはなかなかよかった。Live at LeedsをパロってLive at Lyonてのも( ̄▽ ̄)ニヤリ。 それにしてもZakのドラミングはなかなか迫力があっていいな。スタジオ盤の方で1曲しか叩いてないのが残念。